市制100周年 川崎市映像アーカイブ

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2024年01月12日

【昭和54年1月15日】川崎の酒づくり

昭和54年(1979年)1月15日、川崎市多摩区にある酒屋で、日本酒を仕込む様子をうつした映像です。

【ナレーション】
まだ、明けきらぬ冬の朝。厳しい寒さをついて、川崎市多摩区にある造り酒屋では、日本酒の仕込みが行われています。

この仕込みは、毎年、11月の下旬から年の明けた2月いっぱいまで続けられますが、今は、その最盛期。大きなタンクの中に作られるもろみ。
ここでは、今も、手作りの伝統が活かされています。

この酒屋は、多摩水系の地下水を使って明治20年から酒を造ってきました。
タンクの中でおよそ20日間。熟成したもろみは、搾り出されて、酒とかすに分けられます。
多摩の嗜好風土によってかもし出された酒。それは、ふるさと川崎の味でもあるのです。

 

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