昭和34年(1959年)夏、移動図書館や移動演芸会などを楽しむ子供たちの様子が記録されています。

移動図書館（自動車文庫）の取り組みは、現在も続いています。
自動車文庫マップ-川崎市立図書館

【ナレーション】

「夏休みの子供たちによい本を」と、川崎市では、図書館のおじさんたちが 毎日のように巡回しています。
よい子たちも、大喜びでお手伝いです。

涼しい木陰のそこここで、子どもたちの夢は、健やかに伸びていきます。
ほっ、と一息いれてほおばるおにぎりは、また格別のようです。

こちらは、移動演芸会。
保育園の先生たちが、仕事の暇をみて、農村の子どもたちに人形芝居などを見せようと､一日に数か所も回っています。

熱演の先生たちは、さすがに汗だくです。

夏休みのしつけなど、問題になっている折から
こどものよい友達となっている、大人たちの話でした。