【昭和28年1月】(1953年)、大師海岸での海苔取り、板海苔への加工の様子をうつした映像です。
かわさきの海苔取りについてもっと詳しく知りたい方は、コチラのリンクをご参照ください。

【ナレーション】
近代工業都市かわさきに、工業とはおよそ縁遠い「食用海苔」ができます。
ここ、大師海岸の一角が産地で、明治４年から始められた古い伝統のもとに、10月から3月までの6ヵ月間、海苔取りの人たちは、寒さと戦いながら仕事に励み、現在では、年産1,400万枚にのぼる生産高をしめしています。

こうして作られた新海苔は「浅草海苔」として、主に東京方面に出回りますが、その品質と味は、近海随一と称せられております。